
今回は、三共のレトロパチンコ台・ナイトドラゴンについて見ていきましょう。
この台は懐かしい羽根モノの台ですが、あなたも打っていたのではないでしょうか?
ナイト=騎士という素材が珍しかったですね。
それでは羽根モノレトロ台のナイトドラゴンについてチェックしていきましょう。
三共・ナイトドラゴンってどんな台?


三共・ナイトドラゴン
ナイトドラゴンは1990年に登場しています。
あなたが打っていたナイトドラゴンの記憶は8ラウンド継続ですか?それとも15ラウンド継続ですか?
実はこの三共・ナイトドラゴンは最初の登場時は上の画像のもので8ラウンド継続で出玉はすべて13玉でした。俗にいう旧要件の台ですね。
そして、その数か月後の1991年の春に、新要件の台として再登場しています。
この新要件の台ではMAX15ラウンド継続で、出玉は6玉or13玉でした。
ですので、事実MAX8ラウンドと15ラウンドの記憶はどちらも合っていることになります。
台の下方のチャッカーのビジュアルはこんな感じです。

左右のチャッカーのデザインは西洋甲冑の兜をかぶった騎士がそれぞれ中央を向いています。
そして、中央のデザインは盾になっています。
また、左右入賞で羽根が1回開き、中央入賞で2回羽根が開きます。こんな感じで羽根が開きます。

羽根自体も西洋騎士の武器斧(オノ)になっています。
そして、ナイトドラゴンの役物はこのようになっています。

中央に西洋鎧を身につけたナイト(騎士)が鎮座しています。

上下段に分かれる
上段の中央は山形に盛り上がっていて玉に勢いがないと乗り越えることができません。
同様に下段も若干山ができているので、勢いのある球でないとVゾーンに入らずにはじかれてしまいます。
また、役物の騎士の盾に玉がはじかれるので、通常時のVゾーンへの入賞はかなりの運も必要になってきます。
そして、通常時は盾は常に左右に動いています。

盾は左右に動く
三共・ナイトドラゴンの入賞時のアクションって?


通常入賞は困難?
Vチャッカーに入った時にだけナイト(騎士)の顔を見ることができます。何と騎士は独眼竜でした。

ナイトは独眼竜
ナイトドラゴンが話題になったのは2段階貯留です。どんな2段階なのでしょうか?
まず第一段階は、騎士の足元に玉が1つ貯留されます。

貯留1段階目は足元
カウントが進むと足元の貯留玉が押し出され第二段階、Vゾーンの上に貯留されます。
これは当時画期的で、ここまで持ってこれれば継続が確定しそのラウンドはフルカウントまで行けたということでかなりエキサイティングなことでした。

貯留2段階目はVゾーン直
ただ、こんな画期的なことはあったのですが、ナイトドラゴンはパンクも多発しています。
原因として、V入賞中も騎士の盾は通常通り左右に動いているためタイミングが悪いとすべての球が盾にはじかれ継続を逃しパンク。
また、第一段階の足元の貯留から第二段階への玉の移動時に左右にそれてしまいVゾーンにたどり着かないことがありました。
同時に、第二段階への玉の移動時に他の玉と干渉してしまいVゾーンを逃してしまうこともありました。
上記のことが発生してしまうとそのラウンド内で立ち直りがかなり難しくなってしまうのもナイトドラゴンの特徴の1つでした。
三共・ナイトドラゴンを知っている人の感想は

そこで昼休みに打ってた三共のハネモノのナイトドラゴンとマジシャンでパチンコを覚えました(;´Д`)
— もぐ【サブ再始動】 (@mo7_hi) November 15, 2012
なんせあのトキオですらたまにVを外してパンクするくらいですからハラハラしますよね。自分がハラハラしなかったのはのは三共のナイトドラゴンくらいですね。
— さくら (@moyamoyasakura) August 28, 2022
三共・ナイトドラゴンを知っている方々の反応を見てみると、やはり、パンクしやすいという思い出がある人が多い印象でした。
もちろん、ナイトドラゴンを得意としていた人も多く見受けられました。
それでは今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。